私の債務整理術!

債務整理はじめました~人生3回目の借金相談~任意整理の一部始終⑤

債務整理はじめました~人生3回目の借金相談~任意整理の一部始終⑤

このシリーズは年に1回しか更新できないことに最近気づきました・・・

返済途中でサプライズ的なことがあればお知らせできるのですが、そんなことはせいぜい返済日の先送り交渉程度なので、今回はそれも踏まえて私のありのままの借金事情を公開します。

任意整理をして返済がスタートしてから2年が経過しました現在、滞納はありませんが昨年はコロナ禍という特殊な事情もあり、各債権者に支払い日の猶予を打診しましたので詳しくお伝えしていきますね。

人生3度目の債務整理して約2年経過後の現状は借金が258万円減りました!

当然ながら必然と言えることですが、毎月の返済額が約11万円の約束で人生3度目の債務整理を実行(返済)して約2年が経過しましたので、現在の借金残高は約452万円です。

確かに今も毎月の返済は楽ではありませんが、利息が無いのが大きく「払っただけ、借金の残高が減る」ことは、今も強く感じる債務整理の最大のメリットですね!

コロナ禍で支払日を先延ばしすることは各社柔軟な対応でした!

【支払日を先延ばしする際のポイント】
  1. 先延ばしはおおむね3週間以内に設定する
  2. 「支払える日」を各社同日に設定し「支払える根拠」を明確にする
  3. 交渉時の詳細と担当者の感覚を必ず記録して残す

昨年はコロナ禍で本業の業績もガタ落ちとなり、各債権者に支払日の変更を交渉することは4回ありました。

しかしコロナの影響なのか以前とは違う対応が見られ、ある程度スムースに交渉を進めることが出来ましたので、その点を詳しくお伝えしていきますね。

①先延ばしはおおむね3週間以内に設定する

本来なら一日も短い期間が理想ですが、そうも言っていられない方は多いと思いますので、私の体験から比較的多かった「3週間」と明記させていただきました。

ここで重要なのは、絶対に1ヵ月以上は設定しないということです!

延滞が2ヵ月に達した場合は「利益の喪失」となり、一括返済で請求できることが、すべての和解書に記されています。

実際の対応は各社相違がありますが、割り切った対応をされれば大手の会社でも即刻法的手段に打って出るケースはあるので要注意です!

ただし「3週間」と申しましたが、可能な限り短期間で設定することは成功率が上がりますので、それだけメリットが多くなるということを忘れないでください。

②「支払える日」を各社同日に設定し「支払える根拠」を明確にする

私の場合は債権者が7社ありますが、支払い日の先延ばし交渉をする際は各社同じ日を設定します。

そして、その日にしか支払いができない理由を明確にしておき、さまざまな質問を想定した事前準備を怠らないようにしてください。

同じ日にする理由は交渉時に同じ条件下で各社の対応を比較することと、自身の発言や設定事項を統一させる意味合いがあります。

それによって、各社の対応と担当者レベルでの矛盾も浮き彫りになり、今後の行動に少なからず役に立つことが多いです。

③交渉時の詳細と担当者の感覚を必ず記録して残す

これは私の個人的な感想ですが、先延ばし交渉で感じることはある程度のマニュアルは確立されており、申し出に対しての許容範囲は担当者レベルでマチマチです。

たとえば、ある債権者はカスタマーセンターのテレフォンアポインターのレベルであっさり了承を得られるが、必ず担当部署に回されるところもあります。

前者の場合の交渉は楽に終わりますが、後者の場合は担当者の性格に左右されるケースが多いです。

面倒な担当者の図式は「男>女」「上司>ヒラ」「有名会社>一般会社」といったところでしょうか・・・

ですので、いろいろな質問を想定した事前準備を忘れずに「遅れる理由と払える根拠」を明確にしておく必要がありますね。

そして最後に、必ず交渉記録と担当者の印象は記録に残すことを徹底しておくことで、次回の交渉時に自分自身に有利に働くことになるということを忘れないでください。

まとめ

  • コロナ禍で交渉は比較的スムースに行えた
  • 先延ばし期間は「3週間」までに設定する
  • 「遅れる理由と払える根拠」を明確にしておく

「債務整理後は支払日を伸ばすことは絶対に出来ない」と誤解している方はまだまだ多くおられると思います。

たしかに誠実に履行し続けることが一番の得策であることは理解しますが、コロナ禍でそれもままならない方も多いでしょう。

ですので、期日に間に合わない時は家族や知人から借金することなど考えずに「どうせ和解した無利息債権なんだから」と割り切って交渉してみてください。

以前も言いましたが、ほとんどの会社が事務的な回答をするオペレーター対応ですので、明確な事情があれば、ほとんどのケースでOKが出るという事実を忘れないでください。

あと、私の場合の面倒な債権者リストや覚えておくべきことなどの確認は下記のページでご確認ください。