前回の更新から半年以上も放置したままとなっていましたが、現在の私の債務整理の状況をお伝えしていきます。
すでに各債権者への支払いは今年の1月からスタートしております。今回は弁護士に依頼して、債権者への支払いを始めたプロセスをお伝えしていきます。
私がこのブログの更新をサボっていた約半年間は弁護士事務所が債権者(金融会社)と和解交渉をしている期間ですので、はっきり言って何もすることがありません。
この半年間は本当に穏やかで心が休まる期間でしたね・・・しかし今年に入って返済がスタートしましたので、気を引き締めて支払っていきます!
私の人生3度目の債務整理が完了し、ついに債務の返済が始まったけど、深刻に考えない3つの理由がある!
- 迷惑をかけたが元本の返済意思はあるから
- 弁護士はすでに辞任済なので債権者との関係性は存在しないから
- 実はペナルティ発動まで猶予期間があるから
私が今回の人生3度目の債務整理を依頼した弁護士には、依頼最初から条件を出していました。
それは「出来るだけ返済開始時期を先延ばしにしてほしい」ということです。
私は過去2回の債務整理の経験上、弁護士に依頼して返済がスタートするまでの流れは把握していましたので、最初にこのような条件を提示したのです。
建前上は「返済開始時期を出来るだけ先送りにして、ある程度の資金を確保しておきたいから!」と弁護士に説明しました。
しかし、本音は「どうせ利息が付かなくなる債務の返済だから、出来るだけ先送りしていい!」っとの考えからでした。
ここで私が言いたいのは、「クソ真面目に返済することのみに縛られない考えで返済していくことが大事!」ということですので、その理由をお伝えしていきます。
クソ真面目に返済することに縛られない理由①:迷惑をかけたが、元本の返済意思はあるから
債権者側からすれば私が自己破産すれば、回収できない債権となり丸々損害となりますが、元本だけでも回収できれば最低限の損害で済むからです。
こんなことは大きな声で言う事ではありませんが、債務整理の経験が無い方は「弁護士の先生に迷惑がかかるかもしれないので、無理してでもキッチリと返済していこう」などは論外です。
ここまでくれば多少の遅れや少ない金額だけの返済など、これまでの経験上、あらかじめ連絡して相談すれば大半の債権者は了承してくれます。
たしかに債権者との和解書には気が重くなるような文脈が綴られていますが、深く受け止めることはないと思います。
クソ真面目に返済することに縛られない理由②:弁護士は和解後に辞任するので、債権者との関係性は持続しないから
返済がスタートする前に弁護士(事務員)からの説明があります。そこで口酸っぱく言われることは、「返済期日を厳守すること」と「返済する資金の確保を怠らないこと」です。
そりゃ当然のことです。
必ず強く言われて、約束を守らせることを押し付けてきます。
これは債務者側も真摯に受け止める必要はありますが、必要以上に深刻に受け止める必要はないです。
ここまでが弁護士側のマニュアル通りの仕事ですから、軽く受け流しましょう。ですので、返済がスタートした時点で弁護士は辞任し蚊帳の外になるので、深く考えすぎないことです。
クソ真面目に返済することに縛られない理由③:実はペナルティ発動まで、猶予期間があります!
債権者と交わした和解書を見ると、支払いが滞った時のペナルティが記されていますが、その内容は「債務者(私)が返済を2回以上滞った時に期限の利益を喪失する」というものです。
裏を返せば「前回の支払いから、2か月間は猶予期間を与えるからキッチリ払え!」というものですね!
しかし、これを鵜呑みにして連絡もせずに放置していると督促は必ず受けますので、精神安定上よろしくないので延滞の可能性がある場合は事前に必ず債権者へ連絡しましょう。
債権者へ連絡して支払いの猶予を相談することを、一度は行ったほうが良いと思う3つの理由!
- 相手(債権者)の考え方を知ることができる!
- 弁護士はすでに辞任済なので債権者との関係性は存在しない!
- 実はペナルティ発動まで猶予期間があります!
私は毎月違う債権者に支払日の前日までに、電話連絡をして支払い猶予の相談をする計画をしています。
その理由は3つありますが、中には「もう債権者と話しするのもいやだ!」という方も居れば、「遅れず支払っていくので、面倒なことはしない」という方も居るでしょう。
でもなぜ、私がこんな面倒なことを実行するのか、その3つの理由をお伝えしていきますね。
債権者へ支払い猶予の相談をおすすめする理由①:相手(債権者)の考え方を知ることができる
私が一度は債権者へ連絡して支払いの猶予を相談することをおすすめする理由として、相手(債権者)の考え方を知ることができるからです。
任意整理後の返済は5~7年の長期に渡りますので、その間の自分自身の返済能力の変化も波があることは容易に想定できます。
ですので、一般の利用者とは違う任意整理した者への対応スタイルは知っておいて損はないです。
ここで誤解する方が居られますが「これ以上、相手(債権者)の心証を悪くしたくない」等の思い過ごしの考えをする方が居られます。
迷惑を掛けたことは事実ですが、必要以上に臆することはありません。債務者は真正面から返済方法を相談し、相手(債権者)から優位な返済方法を常時交渉するべきです。
たしかに和解書は交わしていて、その約束を最後まで守ることが理想ですが、返済するというアクションを起こすのは債務者側です。
ボールはこちらにあるので、可能な限り債務者側の都合に合わせた条件を交渉するべきと考えます。
相手(債権者)も債務者がスムースに返済することを感じれば、大半は応じてくれます。
債権者へ支払い猶予の相談をおすすめする理由②:返済意思を伝えることができます。
結論から言いますと、債務整理をしても返済しない債務者はたくさん存在します。
弁護士を通して債務整理を経験した人は利息カットの恩恵の他に、自然と各種法的手続きを学びます。
その中で数十万円の報酬で弁護士に依頼し、債務整理を行っても次第に返済を続けるメリットを感じなくなり、挙句の果てに自己破産に至るケースは多いです。
ハッキリ言って、私のように700万レベルの債務整理するぐらいなら、自己破産した方が賢明かもしれません。
それは債務整理でも、自己破産の場合でも金融的な信用回復(喪明け)する時期は、ほぼ同じです。
ですので、債務整理した直後でも、自己破産する人は多いので債権者側も返済開始直後の数か月間は一定の警戒をしています。
当然、債権者側は返済意思が怪しい相手とは余計な交渉はしないでしょうが、逆に返済意思を感じられる債務者の小さな条件変更には私の経験上大半は応じてくれます。
債権者へ支払い猶予の相談をおすすめする理由③:債務者が感じがちな、債権者に対する無意味な臆する気持ちを払拭させる
債務者は債権者に対して強い気持ちを持てない人が多いと思いますが、そんな考えをする必要はまったくありません。
債権者の方が回収できない結果を嫌っているので、債権者側の意図や考え方を通話の中で感じ取って、逆手に取るぐらいの気持ちでドンっと構えるぐらいでちょうどいいですよ!
ここまでのまとめ
とにもかくにも、私は人生3回目の債務整理を経て、長く険しい返済の旅が始まったことは事実です。
しかし、臆することなく前に進んで自分自身に有利で効果的な緩やかな交渉を続けながら、今回の債務整理のゴールに向かっていく覚悟です。