奇跡の相続人

【相続人になりました①】それは父の妹からの一通の手紙が始まりでした

【相続人】私の家族

この物語は約10年前に実際にあった実話を、フィクションという形に編集してお届けしていきます。

中には「そんなバカな話が本当にあるのか?」っと思われるシーンもあるかも知れませんが、ほとんど事実であることは間違いないので、最後までお付き合いくだされば幸いです・・・

私の「父」の兄弟・・・

まず、この物語を綴る前に私のの兄弟の説明から・・・

私の父は4人兄弟の次男であり、姉・兄という順番で、はすでに他界していて残るのはの二人でした。

私は他界した二人()には、幼少期から大変可愛がられ、それぞれの葬儀で号泣した記憶があります。

しかし、父のだけを私は知らない・・・

昔、父に聞いた話によるとである叔母は若くして恋人とかけおち同然で家出し、その後は何の連絡も無く年月だけが流れたらしいのです。

しかし一度だけ連絡をしてきたことがあり、父のである叔父が亡くなる寸前にどこから聞きつけたかは分からないが、父に連絡してきたそうです。

その時は危篤状態の兄に合わせる顔が無いと、電話口で泣きじゃくるだけだったと、父から聞いてはいました。

しかし、その後は連絡も無く、さらに数年の年月が流れたのでした・・・

ある日突然、思いがけない手紙が・・・

私の父は当時、患った病気の影響で半分寝たきり状態でありましたが、自分の意思がはっきりと言える状態でした。

そんな父の自宅は私の自宅の目と鼻の先にあり、日頃から私と家内が交互に様子を伺うことができる状況でした。

もう、充分要介護な状態でしたが、何とかしのいでいる状態でありました。

しかも、十年程前に母が他界したあとは体調を崩していく一方でしたね。

私は一人っ子で、父の面倒は私しか見るものがいない状況で、私も家内も苦痛ではありませんでしたが金銭的に手厚く出来なかったのが歯がゆかったです。

そんな父は6畳一間で月2万3千円の文化住宅に住み、僅かな年金で何とか生計を立てておりましたがそんなある日、父のもとに一通の郵便が届いたのでした。

差出人に心あたりがない父は、私に開封して内容を確認するようにと言ったので、私は何の気なしに開封し中の手紙を読んで絶句したのでした・・・

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まだ見ぬ叔母
【相続人になりました②】叔母と父との再会ある日突然届いた手紙の差出人は、まったく面識の無い女性の名前でしたが、手紙の最初の説明でその方は父の妹の介護ヘルパーの方と分かりました・...