【相続人になりました】それは父の妹からの一通の手紙が始まりでした

【相続人】私の家族 相続人になりました

この物語は約10年前に実際にあった実話を、フィクションという形に編集してお届けしていきます。

中には「そんなバカな話が本当にあるのか?」っと思われるシーンもあるかも知れませんが、『ほとんど事実』であることは間違いないので、最後までお付き合いくだされば幸いです・・・

私の父の兄弟たち

まず、この物語を綴る前に私の父の兄弟たちの説明から・・・

私の父は4人兄弟の次男である。姉・兄という順番で、はすでに他界。残るのはの二人だった。

私は他界した二人()には、幼少期から大変可愛がられ、それぞれの葬儀で号泣した記憶がある。

しかし、父のだけを私は知らない・・・

昔、父に聞いた話によると、である叔母は若くして恋人とかけおち同然で家出しその後、何の連絡も無く年月だけが流れたらしい。

しかし、一度だけ連絡をしてきたのが、父のである叔父が亡くなる寸前にどこから聞きつけたかは分からないが、父に連絡してきたそうです。

その時は危篤状態の兄に合わせる顔が無いと、電話口で泣きじゃくるだけだったと、父から聞いてはいた。

しかし、その後は連絡も無く、さらに数年の年月が流れた・・・

ある日突然、思いがけない手紙が・・・

私の父は今現在、患った病気の影響で半分寝たきり状態である。自分の意思は、はっきりと言えるが身体の自由が利かない。

そんな父の自宅は私の自宅の目と鼻の先にある。だから日頃から、私と家内が交互に様子を伺う事が出来る。

もう、充分要介護な状態だが、何とかしのいでいる状態だ。十年程前に母が他界し、父はそれ以降、体調を崩していく一方だった。

私は一人っ子で、父の面倒は私しか見るものがいない。私も家内も苦痛ではないが、金銭的に手厚く出来ないのが、歯がゆかった。

6畳一間で月2万3千円の文化住宅に住み、僅かな年金で何とか生計を立てていた。そんなある日、父のもとに一通の郵便が届いた。

差出人に心あたりが無い父は、私に開封して内容を確認するようにと言った。私は何の気なしに開封し、中の手紙を読んで絶句した・・・

タイトルとURLをコピーしました