パチプロの代打ちのバイトを開始して、しばらくは旧タイプの打ち方を思い出しながら、慎重にゲームを進めていきました。
しかし、昔とった何とか・・・ってな感じで、すぐに慣れる事ができ、久しぶりの感覚を自分なりに楽しんでいました。
借金まみれのバカ社長がパチプロのバイトで得た初報酬は金一万円也
2012.1.26
ただ、遊びではなく『仕事』なので、データ入力を要求されていたので、それが面倒な事ではあったけど、
子役成立の度にポチポチと機械のボタンを押しながら、ゲームを進めていくと3000円程でボーナスを引いた。
するとパチプロが私の横にやって来て、最低限の注意事項を私に耳うちして、自分の台に戻っていった。そんな感じで食事も取らず、夕方まで一心不乱に打ち続けました。
さすがに疲労感が出てきた頃、パチプロから打ち止めにしようと言われ、出玉を換金すると、約30000円のプラスでした。
パチプロも私と同じぐらいの“収益”があったらしく、2人はパチンコ屋を後にして、居酒屋へと向かったのでした。そこで生ビールで乾杯し、約束の報酬を受取りました。
事前の約束で私の報酬は出玉の3割と決まっていたので、初日は日当1万円のバイトとなりました。
当然、出玉が無い場合やマイナス収支でも私の負担は無いのですが、タダ働きの場合も想定しなければならない。しかし、ビッグな報酬になる可能性も周りの出玉でよく分かった。
私は自分の本業に支障が無い範囲で当分の間は継続する事にしました。とにかく約束は“出勤する限り”は朝一出勤は当然で、最低でも午後5時までは拘束されるという条件です。
ただ、途中の電話は対応OKなので、私の本業には充分対応可能でした。いろいろ話しながら、食事会も終盤になったところで気になっていた事をパチプロに質問した。
朝の入場前にメールのやり取りで確保する台のナンバーが決まった事を聞いてみると・・・
ニヤリ( ̄ー ̄)と笑って、
話しをはぐらかされました。全部は言えないけど、どうもあのメールがパチプロ稼業を継続できる生命線らしいのです。
初日から根掘り葉掘り聞くのも失礼だろうと思いある程度で切り上げて、その日は手を振って別れました。
次回は明日の予定です。明日はできるだけ長い時間、闘えるように準備して、ビッグな報酬をゲット出来るように頑張る所存です!
借金とパチプロのバイトと本業で比較すると意外な副作用を発見?!
2012.1.30
先週の金曜日は朝一番から夜9時頃まで、パチスロと対峙していました。最初は楽しくて仕方無かったのですが、不調の波が来た時のつまらなさは言うまでもない。
パチプロに言われていた事は『好不調の波に惑わされず、きっちりとデータ入力をし、回転数との割合を頭に入れながら打つ事』だったので、それだけは守りながら打っていました。
終ってから感じる事ですが、自分自身でパチンコをする時は深く考えず、いろんな感情を交えながら数時間を費やすのです。
しかし、パチプロは相対的な感覚で営業時間と回転数と子役出現割合とのトータルな観点を重要視している。
まさに“遊び”ではなく、“仕事”なのです。私の適応能力を見て、現在の流行の台を打たせてもらっていますが、
パチプロ自身は私から言わせれば本当にゲーム性に乏しい、つまらない台を打っているのです。しかも、ほぼ毎日なので本当に気力勝負です。
その中で収益を確実に計上している事は本当に凄い事と思えました。よく、勝負事に運は必要で、最も勝敗を左右する要因の一つだと言われます。
しかし、私の本業と比較してみると、そんなに違いが無いと考えてしまうのです。私の本業でいうと、運=仕事の受注です。
しかし、私の場合は受注があると金額的にはさまざまでありますが、確実に収益が発生します。パチンコは仕事は毎日出来るが、収益の確実性は無い。
しかも、損益が出る事も想定しておかなければならない。これがギャンブルである本質ではあるのですが、パチプロはそれを確立と情報と経験で見事『仕事』としている。
世間的には認知されず、道楽的な視点で見られがちな職業ですが、決して楽ではない事だけは確かだ。
創造性は皆無であり、ただコツコツとデータと確立だけを算出しながら、無機質にパチンコし続ける事は苦痛と感じる事もあるでしょう。
そんな彼の姿を見ていると、果たしていつまで続けられるかな?っと、ふと思ってしまう事があるのですが、自分自身は本当にありがたい副業をさせてもらっている。
私は頻度は低いですが、このバイトをしていると本当にプライベートでパチンコをすることも無くなるだろうと感じています。
遊びを職業にすると、意外な副作用があることに気がついた週末でした。