昨晩はちょっと凹んだ。嫁の友達で数年来、家族ぐるみの交際を続けている夫婦が我が家にやって来た。何やら相談があるとの事で、私にも同席してほしいと事前に知らせてきた。
パチンコ依存症の恐怖は深く根深い・・・

2011.4.18
なんか、変な感覚で待っていると、予定時間通りに夫婦がやって来た。
居間に座った夫婦は少しうつむき加減で、特に旦那は完全に顔色が無い。お茶を出したところで、奥さんがポツリポツリと話し出した。
聞くところによると、旦那さんがどうしようもなくパチンコが好きで、自己制御が不能らしい。たまにしか会わなかったので、そんな難癖があるとは思わなかったが、
平日は仕事帰りに必ずと言って良いほど、パチンコ屋に寄ってくるらしい。自分ではダメだと分かっていても、身体が勝手に反応して、どうしようも無いらしい。
しかし、この状況を奥さんが察して困ってしまったのではなく、旦那さん自身が奥さんにカミングアウトしたらしい。
それまでは、奥さんもパチンコ通いをある程度は容認していたらしく、金銭的にではなく、精神的にまいっていると旦那さんにカミングアウトされたようです。
その時にパニックになってしまいそうで、どうして良いか迷った挙句、私達夫婦に相談してきた次第です。
私はまず、パチンコでの借金は?っと尋ねたのですが、クレジットカードのキャッシングで数十万程度だと言う。
金銭的には深刻なものではないから、一安心したのですが、精神的な治療が必要と感じました。
なんでも、テレビを見ている時に、字幕スーパーが赤色で表示されるだけで瞳孔が開き、心拍数が上がるのを感じるらしい。
その場で知り合いに連絡を取り、そのような依存症に対処してくれる専門家を探してもらうように依頼した。
しかし・・・人の悩みとは、多種多様であると、つくづく感じた・・・
続・パチンコ依存症の恐怖は深く根深い・・・
2011.4.19
昨日、立ち飲み屋で常連さんからパチンコ依存症の体験談を聞く事ができた。その人は今はパチンコをまったくしないが、数年前までは毎日だったらしい。
その人も自営業者で、毎月の収入を全部自分で管理していたという。
日常的に自分のポケットに10万円以上ある事は稀で、それゆえスーパー等への日々の買い物まで自分でしていたらしい。
それは奥さんにまとまった金を渡せない状況になっていたからだという。たとえば10万円を持っているとしよう。
その内、たとえ3万でも奥さんに渡して食費に出来たのでは?っと問うと、残り7万ではパチンコに対する軍資金が乏しいと感じて、どうしても渡せなかったという。
結果、悪循環に陥る事になる。
すべて、自分で管理。→パチンコで負ける。→その日の食事はスーパーのおつとめ品。→殺風景な食卓。
→家族の不満が溜まる。→次の日もパチンコで負ける。→同じような繰り返し。→しかも、光熱費等も滞る。
たまにパチンコで勝つ。→勝っても次回の軍資金としてプール。→また、寂しい食卓。→ギリギリまで支払わないから、送電停止予告などが来る。→家族の不満が募る・・・
こんな生活が3年程、続いたある日・・・離婚届だけを残して、家族は彼の前から忽然と消えた・・・
その時、彼はようやくパチンコをヤメた。ヤメたというより、パチンコ屋に行けなかった。それほど、ショックを受けて後悔し続けたらしい・・・
だが、時すでに遅し・・・パチンコ等のギャンブルは本当に厄介なものだと、これまたつくづく感じた・・・
続・悔しすぎる駐車違反
2011.4.20
はっ、早いっ!先週の火曜日にやられた駐禁。もう、納付書が入った書類が届いた。初めての経験だが、めちゃくちゃ手際が良い。おそらく、オート化されているのだろう。
弁明通知書なるものに反応して、ちょっと、遊んでみるか・・・それとも、素直に納付か・・・どちらにせよ、15000円はイタイ・・・
まだ、信金の案内係員にも謝ってないのに。
こんな事に精通している知人に聞いて、悪知恵だけは一応入手しておこう・・・週明け、仕事が暇なら、遊びがてらクレームでも考えてみよう・・・
多分無駄な悪アガキになるでしょうがね・・・