昨夜は立ち飲み屋の常連さんが臨時収入が入ったと言い、近所の寿司屋でご馳走になる事になった。
臨時収入・・・今、私がもっともうらやましいフレーズである。
感動の日韓戦と明日支払い分の12万円
2011.1.28
とは言っても、そういう場面では、最大限楽しむ事にしている私。明日の資金繰りを考える事なんてしない。寿司屋でご馳走になり、帰宅すると家族がサッカーの日韓戦を見ていた。
前半すぐに帰宅した私も、テレビの前で応援した。試合は白熱の展開で一進一退の攻防となり、延長戦へ突入・・・
延長戦で日本はPKを得て、勝ち越し点を挙げた時は最高のテンションで家族全員でハイタッチ!
後はこのまましのげば、勝利という終了間際に韓国が意地の同点弾!落胆する間もなく、試合はPK戦へ・・・
しかし・・・日本のゴールキーパーの大活躍で激戦を制した!時刻は1時を過ぎていたが、家族全員で喜び合った。
また、感動を味わった・・・明日までに12万が必要だが、くよくよしてられない。こうなったら、どんな手段でもかき集めてくる!
初めての政治資金パーティ
2011.1.29
今週もいろいろあったが、一息つく週末がやってくる。取り急ぎの支払いはクリア出来たが、また来週には次の支払いの段取りをしなけりゃならない。
でも、今はその事を考えずに週末をリーズナブルに楽しむ事を考える。その第一弾として今日はこれから市内のホテルで開催される、民主党のパーティに行く。
私自身は後援会には入っていないのだが、以前から知り合いに出席を頼まれていた。もちろん、私は費用の負担は無し。誰かが出しているのだろうがいわゆる、“人数集め”の要員だ。
理由はどうであれ、一流ホテルで飲み食いし放題なんだから、とにかくOK!今日は小沢一郎が来場するのでツーショットが撮れれば、またUPします。
いちおう、スーツ姿に変身し、嫁をエスコートして一流ホテルで飯食ってきまーす!
生で観る日本の首領・小沢一郎!
2011.1.30
昨夜の政治資金パーティ。千数百人は来場していたと思う。私と嫁は開演直前に受付と金属探知機によるセキュリティーチェックを済ませ場内へ・・・
そこはホテル内でも、一番デカイ宴会場で有名芸能人が結婚式で使いそうな会場だ。私達は出来るだけ端っこを探して、ウロウロしていると招待してくれた知人に声をかけられた。
しばらく立ち話をしていると、司会のおしゃべりが始まり次々と民主党の幹部が登壇してきた。もちろん、小沢派の会合なので管支持の政治家はいないが、そうそうたる顔ぶれだ。
それぞれが何か訴えてかけるように演説しているが、私と嫁は机上に並べられているビール瓶をせっせと傾けあっている。
すると、同じ知人から招待された人数集めの援軍の同士もやってきて、まったく違う趣旨の話しで盛り上がり、少し回りの方にひんしゅくモノでした。
そうこうしている内に会派のドンである、小沢一郎が登壇してきた。初めて生でみる渦中の人物の登場だ。会場内の視線が一点に集中する。
他の代議士とは違い、さすがに私語が聞こえない。
皆、日本のドンの言葉に釘付けだ。10分近くの演説が終ると、参加議員が全員登壇し手をつないで、『ガンバロー』を叫んで小沢一郎は舞台袖に消えた。
知人の話によると、すぐさま東京へとんぼ返りして週明けの強制起訴の対策を協議するだろうとの事でした。
さぁ、これから食事の時間だ。ビュッフェ形式なので、皿を持った来場者が一斉に群がってきた。
私と嫁は、袖を捲くるがの如く次々と皿に盛り付け、自分の机に戻り一心不乱に食べ続けた。
数回往復し、お互い満腹になった。事前に聞いてはいたが一流ホテルとはいえ、こういうパーティの食事は、たいして旨くもない。
しかし、私と嫁は食事の後もグラスを片手に久々のフォーマルなパーティを楽しんでいた。やがて、お開きとなり会場を後にしようとした時、招待された知人に呼び止められた。
『まだ、時間大丈夫ですか?』この後に開かれる、二次会的な会合に予定していた人がドタキャンらしく、代わりに出席してほしいと頼まれたのだ。
もちろん、これも費用は不要。少し離れた場所だが、終電までならいいだろうと判断し、タクシーに同乗して次の店に到着した。
普通の居酒屋の二階で30人位が集まっている。私達が到着すると同じタイミングで二次会が始まった。満腹の私達の前に料理が届く。
最初はもう食べれないと思っていたが水割りを口にする度、料理も入る。
結局、2人とも超満腹で二次会が終った。終電の時間が迫り、知人に挨拶をして帰ろうと知人の肩を叩くと知人がこう言ってきた。
『今日は本当にありがとう。おかげで恥をかかずに済んだよ。御礼といっては何だが、これからカラオケ行かない?これは個人的に私がおごるから!』
私と嫁は少し困惑したが、ここまで来て最後までお付き合いするのが、当然と考える私達夫婦はお伴する事にした。
嫁に所持金を確認すると、心配ない額はあるという事だったので帰りは少し高くついてもタクシーやむなしと腹をくくって、楽しむ事にした。
カラオケ屋には10人程集まって、それぞれが打ち解けて仲良くなり、大盛り上がりの様相となっていった。
子供たちをほったらかして、真夜中にカラオケに興じる夫婦。たまにはいいか!っと、時間を忘れて遊んでおりました。気がつくと時計の針は4時を指していました。
さすがに全員お疲れ気味で、カラオケ屋の前で解散となりました。
私達夫婦はここまできたら始発まで時間をつぶそうと、マクドナルドでコーヒーを飲みながら、昨夜の出来事を振り返っていました。
5時前に駅へ向かい、始発で帰宅しました。私は先程、お昼に目覚めたのですが嫁はまだ寝ております。(苦笑)
結局、往復の電車賃とコーヒー代で約1000円位の出費で、夫婦二人、飲んで・食って・歌った夜でした本当に“リーズナブル”に過ごせました。しかし、小沢一郎という男・・・
これだけ世間を騒がせても、なお求心力を維持しつづける魅力を持っている。
善か悪か・・・なんだか、分からなくなってきた・・・
こうあるべきと未来を見せてくれた老人
2011.1.31
昨晩、馴染みの居酒屋に11時に行きました。いつもより遅い時間でしたが、サッカー中継を常連客同士で見ようというコンタンだ。
間もなく試合開始というとき、二人の老人が店にきた。
『二人、いける?』すっかり酔った調子で顔色がいい二人。おもむろに着席すると、サッカー中継が始まった。
するとこの二人、ものすごい声で応援する!試合終了まで、声も酒量も落ちることなく、最後は全員で乾杯!店を出る時もしっかりとした足取りで素晴らしい笑顔が印象的だった。
久しぶりに豪快で爽快な老人を見た気がした。自分も、あんな歳の取り方をしたいと思った夜でした。