過去の愚か者日記

友人からの借金は100万円!しかし彼は突然、私の前から姿を消した

愚か者倶楽部

今回は友人からの借金の内容を少しだけ。借りているのは3人から。では、額の小さい順に・・・まずは友人A。金額は6万円で借りたのは、かれこれ3年前。

借金している友人は3名。100万円貸してくれた彼はいずこへ・・・

愚か者倶楽部2011.3.28

家族同士で旅行に行こうと誘われたのだが、その時の私は、スッカラカンのおけら状態。今、金ないからと断ると、いつでもいいからと、あっさり貸してくれた。

今でも月に一回は会う仲だが、一回も催促された事はなく、私が会う度に恐縮する態度を見せると、そんなに気にするなと言ってくれる。

それに5月の連休あたりに趣味でスポーツバーを開店させるらしく、土曜日の夜は明け方まで営業するそうで、可能な時にバイトとして手伝ってほしいと言われました。

もしバイトしてくれれば、1回1万円位でそれで相殺OK!とまで言ってくれている。本当にありがたい事だ。

私は20代前半の時しばらくの間、夜のバイトで居酒屋にいた事がある。だから、配膳や接客には不安は無いし、スポーツも大好きなので話題提供にも事欠かない。

いろんな面で私もこのバイトは楽しみにしている。次は友人B。金額は15万円。彼は学生時代からの悪友で、家業の飲食店を手広く展開している男だ。

この男にはお互い、何でも言い合えるのだが、ある時、金欠の時に話をした時にこう言ってくれた。

『金額は20万までで、期限は一ヶ月以内。次の月も貸すけど、一旦は必ず現金で返す事を約束してくれ。

とにかく家を売ってでも、嫁を質に入れてでも一旦は必ず返す事。それを守る事で20万までなら、金を融通するよ。』

本心はそれぐらいなら金をやってもいいぐらいの気持ちらしいが、信頼関係を壊す事なく、対等な関係を保ちたいからと提案してくれた。

だから、私は月末には一旦金を返して一杯おごり、その帰りにまた借りるというのを、3ヶ月続けている。しかし、来月の半ばには全額返す事を私から約束しています。

最後は友人C。金額は100万円です。

私には100万円という大金を貸してくれた友人がいる。いや・・・100万円を貸してくれた友人が『いた』と表現した方が良いのだろうか・・・

いやいや・・・やはり、『いる』と言いたい。

もうかれこれ10年程前、私の仕事の状況が悪化し、四苦八苦していた時、小学生の時からの友人が相談にのってくれた。

当初、私はお金を借りるつもりではなく、苦しい状況を聞いてもらうだけのつもりで話し出した。

2時間位だっただろうか、一通り話し終えたところで、その友人が口にした言葉が・・・

“今、100万円しかないけど、貸そうか?”

私はビックリ仰天だった。

一旦は悪いからと断ったが、今すぐに必要な金ではないからと、笑って言ってくれた。私はしばらく悩んだが好意に甘える事にし、100万円を借りる事にした。

翌日、私の作業場までお金を持参してくれた彼と返済計画を相談しようとしたが、彼が変な事を言い出したのだ。

『毎月いくら返済とか、そんな事はいい。

とにかく俺がこの金を必要となる見通しが立った時に、必ず数ヶ月前には事前に連絡するから、その時に準備してくれれば良いよ。まず、向こう一年は必要ないから安心してくれ。』

私はその時に深く聞き出せば良かったのだが、あくまで彼の好意と受取って、その条件に感謝したのだった。

それから半年位は月に1~2回は会い、普通に飲んで楽しく過ごしていたがある日突然、彼の携帯電話が不通になった。

最初は「携帯電話の料金の滞納だろうか?お金に困っているのかな?」など、自分の借りたお金が影響しているのだろうかと想像したが、一週間経っても連絡が取れない。

不審に思った私は彼のマンションを尋ねた時、愕然とした。なんと、空室になっている。そこで私は彼の実家を訪ねたが、すでに数年前にどこかへ転居されたとの事。

彼の実家は私の自宅から自転車で10分程度の距離だが、友人の実家の転居にはなかなか気がつかない。

あとは彼の職場を訪ねるだけとなったが私が知らない内に、彼は長年勤めていた会社を、なんと数年前にすでに退職していたらしい。

私は自分の事だけで頭が一杯で、彼の現況を詳しく聞かなかった事を後悔した。

だが、そんな悩んでいるとか退職するぐらいの心境の変化などはまったく見せずに、明るく接してくれていた彼の身辺の変化など、気にならなかったのが本音だ。

私は思い切って彼を探す事にし、出来る限りの情報を得て、転居した彼の実家の所在地を割り出したが、すでに御両親は他界し、まったくの他人が住んでいた。

次は知り合いを通じて興信所に依頼し、親戚を探してもらったが唯一、見つかった叔母さんに聞けばもう、数十年も連絡どころか親戚付き合いがないらしい。

だから、大人になった彼の顔も分からないと言われた。妻や兄弟がいなかった彼は独りで何を考え、どこに行ったのか・・・

警察に捜索願を出そうかと思ったが、捜索願を出せるのは配偶者または親族だけと言われ、叔母さんにお願いしてみたが、絶対イヤとあっさり断られた。

こうなると、悪い事しか脳裏をよぎらない。しばらくは定期的に警察の資料に目を通し、まさかの事態に備えた。

しかし、いまだ情報が無い。これ以上、興信所に彼自身を探してもらうと、莫大な費用がかかり、見つける確立もかなり低くなると言われた。

何も言わず、私の前から姿を消した彼・・・今、何処に居るのだろうか・・・お金の事は当然だが、彼が突然消えた経緯を知りたいという思いの方が今は大きい。