前回のパチンコの続きです。大当たりになっても、比較的単純な手順で打ち続ける事ができ、余計な考えは不要だったので、とにかく盤面に集中しました。
この借金まみれの男に仮面ライダーが救いの手を差し伸べたぁ!?
2011.7.27
1回・・・2回・・・3回・・・仮面ライダーの勝利は続き、連チャン回数が増えてくる。その度にドル箱を積み上げて、超久しぶりの快感を楽しんでいた。
すでに負けがなくなった事は確定していたが、そんなに連チャンする事は無いだろうとは思っていたが、4回・・・5回・・・6回・・・まだ、連チャン継続中だ。
隣の男の話によると10回越えは当たり前で、20回越えもめずらしくないという。7回・・・8回・・・9回・・・
この時点で私は大まかに出玉の計算を始めだした。ドル箱一杯のおおよその換金価格は知っていたのでドル箱の数より、連チャンが増える度に頭の中で金額を計算していった。
そして、ついに連チャンが10回を越えていった。負け覚悟の遊びのつもりで打つ事になったパチンコだったが、すでに頭の中で資金繰りの細かい計算が成り立っていた。
その店は等価交換だったので、リターンは確実にデカイ。10回を越えた時点で、勝ちが少なくとも5万円を越えていた。
『あと10回、続かないかな?いやいや、そんな甘くない。』いろいろと考えながらも、液晶画面の中で大活躍する仮面ライダーの攻撃はショッカー怪人を撃破し続ける!
そんな時、背後に得意先の社長の姿が見えた。満面の笑みで喜んでくれて、肩を叩いてくれた。社長自身も出ているらしく、すぐに自分の席に帰っていった。
そうしながらも、どんどん連チャンは続く・・・15回・・・16回・・・17回・・・頭の中の電卓を激しく叩き続ける!
18回・・・19回・・・ここまでくれば、20回に到達しろ!っと強く念じながら、20回目のバトルを見ていた・・・
すると、あっさりとショッカーの怪人をぶっ倒し、なんと勝ちも10万をゆうに越えた!
結局この後、連チャンは26回まで続き、想定外の快感タイムは終った。連チャン終了後、即刻遊戯を止めて出玉を集計。
隣の男にお礼のコーヒーを渡して、景品カウンターへ行き、換金所で景品を出した。すると小さな窓から、福沢諭吉翁の顔が14回拝めた。何と、約14万円の大勝利!!!
換金後、社長を探して、大勝利の報告とお礼の夜の食事を誘ったが、夕方から用事があるらしく、結局その場で挨拶し帰宅した。
資金繰りから開放された私は嫁にそのまま伝え、その夜は回転すしで、ささやかながら家族での外食を楽しんだ。
しかし・・・こんな事もあるんだな~っと、しばらくは顔の筋肉がユルユル状態の私でした。ちなみに・・・これに味をしめて、翌日もパチンコへ!!!
なんて事するほど、若くありません・・・
勝った翌日に何倍もの返り討ちを喰らった経験だけはイヤというほどあり、逆に2度と行かないっと強く感じたほどでした。
でも・・・マジで嬉しかったです。でも・・・虚しい感覚が少し残るのは何故なんでしょうか?すでに過去の愚行素直に喜ばせないような思考回路になっているのでしょう。
勝って強く感じました。パチンコの恐ろしさ・・・やはり、遠ざけるべきものである事は間違いないです・・・