過去の愚か者日記

借金や授業料滞納や闇金対策なんて大震災の前ではどうでもいいこと

愚か者倶楽部

先日、息子の卒業式が無事に終った。嫁が出席したが、息子はもちろん保護者達の手前、嫁も恥をかく事無く、とにかくホッとした。

授業料滞納で卒業証書がもらえなかった卒業式

愚か者倶楽部2011.3.7

しかし、よくよく話を聞いてみると息子の同じクラスの一人が卒業式終了後、担任の先生に卒業証書を返していたらしい。

子供達の中では、名前に書き損じがあったとそのように伝わっているらしいが、私はピンときた。その子も授業料滞納で卒業証書を渡してもらえなかったのだろう。

危うく、私の息子も同じ状況になっていたかもしれない。危機回避出来ただけでも、ラッキーな立場だろう。しかし、まだ息子の学校は良心的な方だ。

卒業式終了後に卒業証書を返還した生徒もいちおう、卒業式では卒業証書を手渡してくれて、大勢の列席者に対しての面目は守ってくれていた。

聞いた話では、ある学校では卒業式の出席すら認めない学校もあるという。授業料が払えないのは、親の責任だろうが払うに払えない親がいる現実にやるせなさを感じ、

私のように100%親の怠慢で恥をかいている子供がいる事に憤りを感じる・・・もっと、自意識を改めないといずれトンデモナイ事態に陥る事になるかもしれない。

鏡に映った自分を見つめ、苛立ちと情けなさを感じたそんな月曜日です・・・

闇金対策を論じるメディアと当事者の感覚のズレ

2011.3.8

この数年、闇金対策がさまざまなところで紹介され、よく目にするようになった。テレビでも、闇金業者を追跡したり弁護士等による、闇金対処法が紹介されている。

そこで必ず言われるのが、『ヤミ金を利用している人は1円も返す必要はありません。それどころか、返済した分も返還請求ができます。』

確かに法的な根拠では、そういう事だろう。

だが思い切って行動に出ようとする人はもう、どうにもならない崖っぷちで、おおげさでは無く“死”という文字が脳裏をちらついている人が大半だと思う。

なぜ、そこまで追い詰められないと行動に出られないか・・・それは借りた人にしか分からない恐怖心があるからだ。法律の専門家やメディアは、

『法律違反ですから、何ら心配ありません』など私からすれば、“無責任”な発言を平気でする。

借りた人は闇金業者の後ろに暗躍する闇の組織や、それらによる非合法での暴力や恐喝等の威圧を極端に恐れているのである。

これは借りた人にしか、絶対に分からない心理だ。これらを踏まえて私は闇金を利用して、窮地に立っている人にぜひ言いたい事がひとつある。

解決したいなら、まず相談するべき所は「全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会」だと思う。ホームページで検索し、最寄の団体へ連絡し相談する。

出来れば直接面談するのが、最善と思われる。弁護士等を否定する訳ではないが、最初に法律専門家に相談しても、ひとつの債務整理の案件として事務的に処理されるだけが大半だろう。

大半のケースで的を得た心の準備まではアドバイス出来ないと思う。これは私が経験した中で実感した事でもある。

だって、法律専門家は債務整理で闇金と対峙した事はあるだろうが、実際に闇金に融資を依頼し、その返済に困り追い詰められた経験はない。

だから、本心が分からないのは当然である。

でも、全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会なら、闇金利用経験者が担当者となっている場合もあり、経験者だから言える、より親身なアドバイスをもらえるパターンが多い。

必要ならば、そこから法律専門家を紹介されるし、とにかく心に不安要素だけを抱え込んでいる人には一番良い策だと思う。

なにより、闇金業者もバカではないので、きっちりとした手順を踏んで交渉されると、面倒な事になるので、ある程度の抵抗で身を引くケースは多い。

そして、実は後々嫌がらせ等をする事もほとんどない。

言うなれば、彼らもそれほど暇では無いと言う事だ。ただし、相当な遺恨を残した場合や粘着質な性格の業者の場合は少し厄介かもしれない。

なんだかんだと書いてはみたが、書いた本人はどうだろう・・・

ある時はヤミ金をイタ電でからかい、ある時はヤミ金に融資を受けて助けられ、ある時はヤミ金と酒を飲む事もある・・・

私のようなケースは稀として、考慮する対象外だが精神的に追い込まれている人達には、ぜひ届いてほしいメッセージであります。

借金だらけの愚か者の心も大きく揺れた東日本大震災

2011.3.11

私の住む関西でも結構揺れた。仕事中だったが、びっくりして外に飛び出した。東北の揺れがここまで伝わるのだから、現地の人は相当な被害を受けているだろう。

阪神淡路大震災の被災者としては、本当に気がかりだ。あの日の事が鮮明によみがえる・・・

被害が小さい事を祈るばかりですが、時間が経過するにつれて想像を絶する被害になってゆく。

阪神淡路大震災の時も相当だったが、今回はそれを確実に上回る。あの時の事は鮮明に覚えている。衣服や暖房に役立つ物をと残骸の中を探していると、確実に遺体が埋まっていた。

最初は平常心を失っていたが数をおうごとに、言葉は悪いが『慣れて』くる。しかし、それらは後々確実に大なり小なり心的障害を負う事になる。

私もしばらくはその症状で悩んだ。食事の度に遺体の姿が思い出されて食欲を失い、無意識に涙が出てくるのである。

被災者の本当の問題はそういうところにあるが、今は無我夢中で救命作業に全力を尽くす時だ。しかし、遠隔地に居る我々は今の現状でも、どうする事も出来ない。

我々素人には救命作業は困難であるし、もしも現場に出ても邪魔になるだけだからだ。無念ではあるが、救命作業が終了した後の復興作業を助ける事しか出来ない。

今は祈る事しか出来ないが、復興時には必ず現地に出向き、阪神淡路大震災で得た経験と恩恵を返す時と肝に銘じている。

これだけの甚大な被害は日本全体で受けとめて、多くの人が復興作業に参加する事を願うばかりです。